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肉体労働者の大半が借金苦 最低賃金引上げ額が物価上昇に追い付かず

タイ労働調整委員会(TLRC)によれば、肉体労働者の約95%が大きな借金を抱えており、賃上げと生活費削減のための政府支援を必要としているという。また、借金のある肉体労働者は全体の98%に及んでいるとのことだ。

チャリーTLRC委員長によれば、以前であれば肉体労働者は残業をして収入を増やすことも可能だったが、今は自動化などが進み残業がしにくくなっているほか、最低賃金が引き上げられてはいるものの物価上昇のスピードに追いついていないのが現状という。

このほか、雇用者の4割が肉体労働者の賃金引き上げには否定的であるとして、政府に対し、雇用者の能力等に応じた賃金引き上げを義務付けるための法整備を求めている。

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