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ソムキット氏 閣僚就任拒否の可能性 経済省庁の連立政権分配に異議か

これまで経済担当の副首相として手腕を発揮してきたソムキット氏であるが、国民国家の力党関係筋はこのほど、同党が経済閣僚をすべて掌握していなければ入閣を拒否する可能性があると指摘した。

言い換えれば、連立パートナーの政党に経済閣僚ポストが与えられれば、ソムキット氏は入閣しない可能性があるということだ。このため国民国家の力党陣営では民主党の閣僚ポストをランクダウンしようとしているが、これに民主党は強く反発。連立政権樹立をめぐり国民国家の力党は難しい判断を迫られている。

なお、チャルムチャイ民主党幹事長は6月8日、報道内容を否定するとともに、「閣僚ポストに関しては首相選出の前に力党との間ですでに話がまとまっており、合意が覆されることはない」と力説。報道によれば、力党は約束を反故にして民主党に商務相ポストの代わりに教育相ポストを与えようとしているとのことだ。

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