椰子の実の国内価格下落 商業省が非関税障壁で輸入制限へ

タイ商業省によれば、椰子の実の国内価格が下落していることから椰子の実農家を支援すべく、非関税障壁を設けて椰子の実の輸入を制限することが検討されているという。

椰子の実の輸入業者として外国貿易局に登録した会社は80社以上。これらの会社は、椰子の実を原材料として工場に提供するため外国から輸入することになっている。だが、実際には輸入された椰子の実がそのまま国内の取引業者に販売されている可能性があるとのことだ。

一方、外国貿易局のアドゥン局長は、今年1~8月期の椰子の実の輸入は19万5303トンと前年同期の26万8672トンを下回っており、輸入に伴う供給過剰が国内価格の下落の原因でない可能性があるとも指摘している。

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