チェンマイ 観光業の低迷続く
比較的すごしやすい気候と風光明媚なことで知られる北部チェンマイ県だが、タイ・ホテル協会北部支部のライアット支部長によれば、観光シーズンが始まって2か月が経過したものの、北部の観光業は思ったほど状況が改善しておらず、回復の兆しも見えないという。
チェンマイのホテルは客室数が6万に達しているが、北部を訪れる観光客は増えておらず、客室が供給過剰となっている。
同支部長によれば、チェンマイのホテルの客室稼働率は11月が約70%だったが、これは前年同月の90%を下回るものとなっている。
なお、観光スポーツ省の発表によれば、今年1-10月期に関してはチェンマイを訪れた観光客は808万人で前年同期を1.14%下回ったが、観光収入は842億バーツに達して1.49%増加したとのことだ。