コロナ禍・景気低迷で家計債務が過去16年で最高レベルに
タイ商工会議所大学(UTCC)によれば、タイの家計債務は新型コロナウイルスの感染拡大や景気低迷が長引いていることから過去16年で最高のレベルに達しているという。これはUTCCの独自調査に基づいた見解であり、調査は8月15~20日にかけて行われ、1350人から回答が得られた。
ただ、家計債務増大は主に資産購入に起因するものであるため、深刻な状況ではないという。調査結果によれば、今年の平均家計債務は50万1711バーツで、2020年の48万3950バーツを3.7%上回る。