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タクシン元首相の収監後「特別待遇」について下院警察委が協議へ 詐病との疑問が噴出

タイ下院警察委員会の委員長を務めるチャイチャナ民主党議員によれば、同委員会は12月14日に受刑者のタクシン元首相が警察病院のVIPルームに長期にわたって入院していることについて協議する予定だ。今年(23年)8月末、15年ぶりに帰国したタクシン元首相は首相在任中の汚職などで禁錮1年を言い渡された受刑者だが、収監直後に体調不良を訴え警察病院に移送され、そのまま入院した状態で服役している。このため、「詐病ではないか」「帰国前に当局との間で元首相への特別待遇が合意されていたのではないか」といった疑問が噴出している。

だが、当局は今のところ、プライバシーを理由にタクシン元首相の健康状態などに関する情報を公開していない。

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