軍政と政党との対話に主要2党欠席か 首相が強い不快感

12月7日に行われる軍政と政党による総選挙に向けた対話にタイ貢献と民主の主要2党が欠席すると報じられていることについて、プラユット首相は6日、「ボクシングの試合でボクサーがレフリーによるルール説明を聞かないようなもの。これでは試合を取りやめにするしかない」と述べ、不快感をあらわにした。

また2党の不参加について、プラウィット副首相兼国防相(治安担当)は6日、「対話に臨まない理由は見当たらない」「彼ら(2党)は騒ぎ立てたいのだろうが、インパクトは生じない」と批判的な見方を示した。

なお、民主党の広報担当者によれば、同党が対話に参加しないのは、政治活動禁止令が部分解除されただけでいまだに政党が政治的な意見を表明することが許されていないこと、プラユット首相が不適切な姿勢をとり国民への敬意を欠いていることなどが理由とのことだ。

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