バンコク都知事選　一番人気はチャチャート氏

５月22日投開票のバンコク都知事選は、バンコク中心部の大型商業施設「サイアム・パラゴン」で首相候補５人による公開討論会が行われた。ここでそれぞれの候補が都知事に当選したら具体的にどのようにバンコクを開発してゆくつもりかを発表した。これら候補は、チャチャート氏（無所属）、サコンティー氏（無所属）、スチャートウィー氏（与党・民主党）、ウィロート氏（野党・前進党）、シタ氏（野党・タイサーンタイ党）の５人。

　一方、タイ国立開発行政大学院大学（NIDA）は13日、バンコク都知事選に関する世論調査の結果を発表。それによると、候補者の支持率は、チャチャート元運輸相が45.13％とトップで、次いで、アサウィン前都知事の11.37％、野党・前進党のウィロート候補の９.75％、与党・民主党のスチャートウィー候補の８.94％、サコンティー元副都知事という順。また、９.23％が「誰に投票するかまだ決めていない」と回答した。今回の調査は電話インタビュー形式で行われ、バンコクの有権者1354人が回答した。