サウジアラビア人 タイ入国時のビザ取得で30日滞在が可能
タイ政府は6月7日の閣議で、サウジアラビア人を対象に入国時のビザ取得で30日までのタイ滞在を許可する措置を承認した。タイとサウジアラビアは先のプラユット首相のサウジ訪問、首脳会談に伴い、ささくれだった2国間関係に終止符を打って関係修復に努力することが合意された。タイ側は今回の措置が2国関係の修復加速とタイ経済の成長促進につながると期待している。
トライスリー政府副報道官によれば、これまでサウジアラビア人は入国時のビザ取得で15日までのタイ滞在が認められていたが、今回の制限緩和でタイを訪れるサウジアラビア人が年間10万~15万人に増える見通しという。