不信任案で労相が野党批判 「野党間の相談なしに対象に追加された」
野党陣営がプラユット首相を含む閣僚10人の不信任案をチュアン下院議長に提出したが、対象となる閣僚のうちスチャート労相が、野党議員の同意なしに自分が不信任審議の対象にされたと野党を批判した。
労相によれば、当初不信任対象の閣僚リストに労相の名前をなかったが、チュアン議長に提出する直前、野党議員の了解を得ずに労相の名前が付け足されたという。
これに対し、最大野党・タイ貢献党のプラサート幹事長は、野党議員はどの閣僚を不信任のターゲットにするかがまだ決まっていない段階で不信任案提出に同意する署名を行っており、最終段階で労相が不信任の対象に加えられたことに何ら問題はないと一蹴した。