投票用紙に関する首相のアイデアに批判 「軍政支持政党を優遇」

12月7日に行われた国家平和秩序評議会(NCPO)と政党関係者との対話でプラユット首相が「投票用紙には候補者の氏名と番号だけを印刷し、政党名とロゴを印刷しない」との提案をしたことに対し、未来前進党ピヤブット幹事長は「有権者を混乱させるだけ」などと批判した。

親軍部で現政権を支持しているパランプラチャラット党(国民国家の力党、PPRP)にはタクシン派・タイ貢献党の複数の幹部らが移籍したと報じられているが、同幹事長によれば、PPRPには知名度のある政治家が多いことから、投票用紙に候補者の氏名と番号だけが記されていれば、有権者が既知の政治家を選ぶ可能性が高く、PPRPが有利となることが考えられるとのことだ。

一方、中央選挙管理委員会のチャルンウィット事務局長は12月9日、投票用紙に何を印刷するかなどについては関係者全員の意見を聞いて検討を行ってから決定すると説明した。関係筋は、この発言は批判を和らげることが狙いとしている。

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