プラウィット副首相　総選挙後もプラユット首相の続投支持

プラユット首相の任期については以前から論争が起きているが、与党第一党・国民国家の力党（PPRP）の党首であるプラウィット副首相は８月９日、この問題を乗り越えることができるようプラユット首相を支援したいと明言した。さらに同副首相は次期総選挙においてPPRPがプラユット氏を首相候補として擁立する方針であることも再確認した。

プラユット首相の任期問題であるが、タイの法律では首相任期を２期８年までとしているため、「プラユット氏は2014年５月の軍事クーデターに伴い首相に就任したため、今年８月に任期満了となる。その後は首相の座を去らなければならない」との意見がある一方で、「暫定政権下で首相を務めた期間は任期に含まれず、任期開始は2019年。そのため任期満了は2027年」といった見方も出ている。