憲法裁の判断によってはプラユット氏の首相復帰は困難に
プラユット首相の任期をめぐり論争が起きていることから憲法裁判所は職務停止を命令。プラウィット副首相が現在、首相代行を務めているが、ウィサヌ副首相はこのほど、憲法裁がプラユット首相の任期がすでに終わっていると判断した場合、プラユット氏は首相に復帰すべきではないとの考えを明らかにした。
プラユット首相の任期満了については3つの説があるが、野党陣営は今年8月24日をもって8年の任期が満了したとの立場をとっている。 ウィサヌ副首相によれば、憲法裁が野党の意見を容認した場合、現在の内閣は暫定内閣となり、プラユット氏が新政権誕生まで暫定首相を務めることはできるが、プラウィット首相代行に暫定首相を任せるべきという。