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中央選管に与党第2党・タイ威信党の解党請求 党幹事長に違法献金の疑い

中央選挙管理委員会のイティポン委員長によれば、与党第2党・タイ威信党の解党を憲法裁判所に求める手続きを要求する訴えが中央選管に提出された。訴えによれば、プラユット前政権下、憲法裁判所から職務停止命令を受けたサクサヤム運輸相(当時)が事実上所有する建設会社から同党は違法献金を受けていたという。サクサヤム氏はタイ威信党の幹事長を務めている。中央選管では現在、この容疑の裏付けのために作業部会が情報を収集しているところだ。

同部会が十分な証拠を集めた場合、本委員会に報告され、同党の解党が憲法裁に請求されることになる。同党党首のアヌティン副首相兼内相は、「我が党の解党を求める訴えがあったが、慌てる必要はない。『解党処分が下ることはない』との確信はないが、党の法律専門家チームが無実を証明する準備に取りかかっている」と述べた。

なお、最大野党・前進党についても中央選管に対し憲法裁に解党処分の手続きをとるよう求める訴えが提出されているが、こちらは解党になる可能性が高いと報じられている。

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