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憲法裁が下院議員選出方法を合憲と判断

憲法裁判所は11月30日、下院議員を比例代表で選ぶ方法について合憲との判断を示した。この方法は大規模政党に有利とされているが、学識経験者によれば、この方法に基づいて最大野党・タイ貢献党が次期総選挙で圧勝して政権を構える可能性はあまり高くないという。同党は2019年の前回総選挙で最多議席を得たものの、他党の協力が得られず、政権を構えることができなかった。

ランシット大学政治学部のワンウィチット氏によれば、次期総選挙でタイ貢献党は大勝しない限り、首相選に上院の意向が反映されることもあって連立政権の中核になることは難しいとのことだ。なお、今のところ次期総選挙は来年5月に実施される見通し。

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