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副首相が議員数確定方法に異議 「人口データに外国人を含めている」

法律のエキスパートであるウィサヌ副首相は2月6日、人口に応じて下院議員数が決められているが、その人口に外国人が含まれていることから、選挙管理委員会がこの件について憲法裁判所に判断を仰ぐべきとの考えを示した。憲法では、内務省の提供する人口データに基づき議員数を決めることが規定されている。だが、内務省の人口データには外国人の数が含まれており、同データに用いて議員数を決定すると外国人の多い一部の選挙区では不都合が起きかねない。

ウィサヌ副首相は、「外国人に投票権はない。そのような外国人の人数を議員数を決めるデータに含めてよいのだろうか」と話している。

元中央選管委員のソムチャイ氏も「憲法には『タイ人の人数に応じて議員数を決める』とは書かれていないものの、外国人を含めた人口に基づいて議員数を決めるのは間違っている」と指摘している。

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