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タイ上院議員による最大野党からの首相選出阻止発言が波紋

ワンチャイ上院議員が先ごろ、タクシン派の最大野党・タイ貢献党が総選挙で大勝し、タクシン元首相の末娘のペートンターン氏を首相に選ばれることを阻止する考えを示したが、これに対しては同党のみならず上院議員の中からも批判的な意見が出ている。

チョラナン同党首は2月13日、「ワンチャイ議員のコメントはわが党の支持者とペートンターン氏の表現の自由を侵害するものだ」と指摘。また、キティサク上院議員は、「ペートンターン氏は首相を務めるには経験不足」としているものの、「ワンチャイ議員は上院の代表ではない」と述べ、上院議員全員がワンチャイ議員に同調しているわけではないとの考えを示した。

2019年の前回総選挙でタイ貢献党は最多議席を獲得したものの、国民国家の力党による慣例無視の多数派工作に敗れ、政権を構えることができなかった。

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