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タクシン元首相のタイ帰国 プラユット首相「現政権とは無関係」

事実上の亡命生活を続けているタクシン元首相であるが、新たに孫ができたことや高齢であることを理由にタイに帰国する意向を示している件についてプラユット首相はこのほど、政府はこの件に一切関わっていないと明言した。

首相は6月12日にダムロンサク警察庁長官と会談したが、ここでも元首相帰国の件は取り上げられなかったという。なお、元首相が帰国願望を表明していることに関する記者の質問に対しプラユット首相は、「(元首相が帰国したら)法執行機関が対応するになる。政府とは関係のないこと。元首相には法的手続きがとられることになるが、私とは一切関わりがない」と述べている。

タクシン氏はニューヨーク滞在中の06年9月の軍事クーデターで首相の座を追われ、その後事実上の亡命生活をしていたが、08年2月に帰国して首相在任中の汚職容疑で裁判を受けることになったものの、同年8月に裁判所の許可を得て訪れていた中国北京から逃亡し、現在に至るまで再び事実上の亡命生活を続けている。同裁判では被告不在のまま禁固12年の有罪判決が下されており、元首相はタイに帰国すれば、直ちに収監されることになるという。

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