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なりすまし投票を準備か 中央選管が選挙違反疑惑を調査へ

中央選挙管理委員会のチャルンウィット事務局長はこのほど、選挙違反の疑いが指摘されたことから選管が調査に乗り出すことになったと明らかにした。

この疑惑は民主党のニピット副党首が指摘したもので、一部の政治家が役人の協力を得て市民から身分証明カードを1枚500バーツで預かっているというもの。身分証明カードは選挙で投票するのに必要となるため、関係筋によれば、現金と交換に身分証明カードを預かり本人になりすまして特定の政党に投票するという有権者買収の選挙違反が考えられるとのことだ。

ただ、同事務局長によれば、他人の身分証明カードを1枚500バーツで預かったことが事実だとしても、現時点でその行為が選挙関連法に抵触するかは定かでないという。

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