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下院議長ボスト問題はいまだ合意に至らず

総選挙の当選者認定を受けて7月3日に国会開会式が執り行われ、翌4日、下院の正副議長が選出される運びとなっているが、最多議席を獲得して第1党となった前進党と第2党のタイ貢献党の間で2日も下院議長ポストを巡る話し合いが行われたが、合意をみるには至らなかったという。

関係筋によれば、本来ならば第1党のピタ党首が首相に就任するのが順当であるが、同党首の選挙違反問題が今後どのように展開するか予想がつかず、また、王制に否定的とされる前進党の姿勢が首相指名選挙で上院議員の投票行動に影響することも考えられるため、貢献党が下院議長選出に絡めて前進党に揺さぶりをかけているとのことだ。

先の報道によれば、貢献党は同党が下院副議長2人を出し、下院議長ポストを前進党に譲る代わりに、首相選でピタ党首が首相に選ばれなかった場合は貢献党から首相を出すのを容認するよう前進党に要求しているという。

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