ピタ党首のマスコミ株保有問題 憲法裁が受理、議員資格一時停止
憲法裁判所は7月19日、ピタ前進党党首が法律に違反してメディア株を保有したまま総選挙に立候補したとの問題に関する中央選挙管理委員会の審理要請を受理するとともに、同党首の下院議員としての資格の停止を決めた。
議員資格停止を見越して「資格停止が20日の首相選における第2回投票でピタ党首に不利に働く」との見方も出ていたが、20日は上下両院議員による採決で首相選での再推挙は不可と決まり、2度目の投票は行われなかった。このため、ピタ党首は2度目の投票の前に首相ポスト獲得のチャンスを失うこととなった。