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前進党党首再推挙否認への批判に下院議長が反論

7月19日にワンムハマトノー下院議長(国会議長)がピタ前進党党首を再び首相に推挙することの是非を問うため上下両院議員に投票させ、その結果、賛成多数で再推挙は不可との結論が出たことについて、8党連立政権の樹立を予定している前進党やタイ貢献党から同議長に「偏向している」とする批判が続出。しかし、これに対し、同議長は7月21日、再推挙に関する議論が行き詰まり、この膠着状態を打開するために国会議員による採決が必要だったと反論した。

19日は首相指名選挙の第2回投票が予定されていたが、上下両院議員の合同会議の冒頭で前進党が第1回投票で首相指名獲得を果たせなかったピタ同党党首を首相に再度推挙。これに対し、すぐに反対意見が出て、再推挙に関する議論が結論が出ないまま数時間に及ぶことになった。同議長はこの状況から抜け出す必要があると考えて採決を行うことにしたとのことだ。

「再推挙は不可」との考えは、同一国会の会期中に同じ議案を再度取り上げることはできないという国会ルールに基づいたもの。同議長は、7月27日に上下両院議員の合同会議を開き、ここで新たに首相指名選挙の投票を行うと発表した。

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