タイVISA・労働許可証の申請代行はバンコク週報にお任せ下さいこちらをクリック

タイ貢献党の首相候補 「不敬罪には手をつけない」

タイ貢献党の首相候補、セーター氏はこのほど、同党が不敬罪を規定した刑法112条を改正したり、廃止したりすることはないと明言した。総選挙で最多議席を獲得した前進党は首相指名選挙でピタ同党党首を首相に推挙したものの、上下両院議員の投票で上院議員の支持が得られずに首相指名を獲得できないでいるが、これは前進党が以前から刑法112条の改廃を提唱していることが最大の原因とされている。

不敬罪については政府が政敵を黙らせるために悪用してきた、時代遅れといった批判もあるが、保守層は、112条改廃に「王室を軽視するもの」と強く反発している。

今のところ8月4日に首相指名選挙の第2回投票が予定されているが、セーター氏は、「私が貢献党から首相に推挙されたなら、刑法112条の改正には手をつけない。貢献党は不敬罪を規定した法律の改廃にはかかわらないとの姿勢を明確にしている。我が党としては新政権を誕生させて国を前進させたいと考えている。刑法112条に絡む緊張状態は緩和する必要がある」と述べている。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次