現政権の中核与党が新政権に参加か

新政権樹立に向けた動きは保守層の反発によって総選挙で第1党の前進党から第2党のタイ貢献党に主導権が移ることになったが、貢献党が樹立を目指している連立政権にこれまでプラユット政権の中核与党だった国民国家の力党(PPRP)が参加する可能性が高まっているという。関係筋によれば、貢献党はすでに複数の政党の支持のもとに下院で過半数を占めることが可能となっているが、500議席中300議席以上という安定多数を実現すべく、PPRPやタイ団結立国党(UTN)などに声をかけてさらに多くの旧与党を取り込もうとしているとのことだ。

現時点で貢献党を中心とする新政権への参加に合意しているのはタイ威信党、チャートタイパタナ党、民主党、プラチャーチャート党、複数の弱小政党となっている。関係筋は、「PPRPとUTNが参加すれば、新政権は約300議席となる」と指摘する。だが、政界観測筋によれば、タクシン派の貢献党は、過去にタクシン派政権が軍事クーデターで2度も倒されていることから軍部を嫌っていてPPRPやUTNといった親軍部の政党とは手を組まないと表明していたことから、これら2党を新政権に迎え入れれば支持者の強い反発に遭うことが予想されるという。

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