タイ貢献党首相候補 チュウィット氏を名誉棄損で告訴か
現時点で最も首相ポストに近いと考えられている、タイ貢献党のセーター氏が、元特殊浴場経営者のチュウィット元下院議員を名誉毀損で告訴する構えを見せている。
チュウィット氏は先ごろ、セーター氏が不動産大手センシリのCEOを務めていた時期に同社が脱税をした疑いがあると指摘。この告発を受け、セーター氏は5億バーツの損害賠償を求める訴訟を検討しているという。
チュウィット氏によれば、センシリは2019年にバンコク都サラシン通りの土地を15億7000万バーツで購入したが、その際に脱税工作があり、これにセーター氏が関与していたとのことだ。
貢献党は近く行われる首相指名選挙の第2回投票でセーター氏を首相に推挙する方針を示している。