下院副議長が動画内で飲酒 法律違反との批判も
下院副議長のパディパット前進党議員が飲酒している様子の動画をネット上に投稿したことが波紋を広げている。タイの法律ではアルコール飲料の広告は禁止されていることから、この動画が法律に違反しているといった批判が一部で出ている。
中部ピサヌローク県出身の同議員は同県で生産されているビールを飲んでいる動画をネットにアップしたものというが、タンクン元民主党議員などは、パディパット議員の行為についてワンムハマトノー下院議長(国会議長)に質すべきと主張している。
なお、アルコール飲料規制法では、「直接的か間接的かを問わず飲酒に誘導したり、酒の名称や商標を宣伝・表示に使用したりしてはならない」と規定されている。