閣僚ポスト割り振り 一部政党が事前の確約を要求か
タイ貢献党が複数の政党を率いて連立政権を構えようとしている中、一部の政党から貢献党に対し、首相指名選挙の第2回投票に先立って、どの党にどの閣僚ポストを割り振るかを確約するよう求める声が出ているという。だが、貢献党のプムタム副党首はこのほど、連立を組む予定の政党の支持によって貢献党候補の首相指名獲得が実現してから、閣僚ポストについて話し合うと述べ、閣僚ポストに関する事前の確約を拒否した。 また、貢献党政権にはこれまでプラユット政権を支えてきた複数の政党が参入する見通しだが、貢献党の首相候補、セーター氏は、これらの政党について「引き続き同じ省庁を所管できると考えないでほしい」と発言をしており、これも反発を買っているとのことだ。