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前進党 首相指名選挙でタイ貢献党候補を支持せず

総選挙で最多議席を獲得して第1党になったものの、掲げる政策が保守層に嫌われ、連立政権樹立に失敗した前進党だが、チャイタワット同党幹事長は8月15日、同党所属議員は首相指名選挙の投票でタイ貢献党候補に投票しないことを決めたと発表した。

タイ貢献党は現在、前進党に代わって連立政権樹立の動きを主導しており、近く行われる見通しの首相選の第2回投票では実業家として知られたセーター氏を首相に推挙する見通し。貢献党は保守層の反発を回避すべく前進党抜きで連立政権を誕生させようとしており、首相選で前進党の支持が得られないことは想定内とみられている。

チャイタワット幹事長によれば、「タイ貢献党はこれまでの野党と与党の混成による新政権を樹立しようとしているが、前進党はこれを受け入れることはできない」という。総選挙で野党の前進党と貢献党が議席獲得数で第1位と第2位になったのは、国民の多くがこれまでの親軍部の政党による政治にノーを突きつけたものであり、貢献党がやろうとしている親軍部の与党を参加させた連立政権の樹立は民意に反していると批判している。

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