新国防相 「4年をめどに国軍を軽量化」
スティン国防相は9月4日、「国軍の改革を推進する。徴兵制による兵員募集は徐々に減らす。4年後には国軍の規模は今よりだいぶ小さくなるだろう」と述べた。タイではこれまで検査に合格した適齢者を対象に抽選で兵役に服する者を決めてきたが、国防相によれば、この徴兵制を徐々に縮小し、志願兵制による募集を増やしてゆくことになるという。
このためには兵士の福利厚生面の充実を図るなどして入隊希望者を増やす一方で入隊する新兵の数は国軍の使命遂行に影響しない範囲で年々減らすことになるとのことだ。
このほか、時折「新兵いじめ」が問題となっているが、兵士が訓練以外で死傷するようなことがないよう問題解決に努力することも欠かせないとしている。