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潜水艦のエンジン問題 セーター首相が独大統領と協議へ

タイが中国に発注した潜水艦にドイツ製エンジンを搭載することができない問題で、セーター首相は国連総会出席のために近く訪問する米ニューヨークでドイツの大統領と意見を交わす予定だ。パーンプリー外相が9月13日、記者の質問に答える形で明らかにした。

タイが注文した潜水艦は中国が建造し、これにドイツ製エンジンを搭載することになっているが、ドイツ側は安全保障にかかわるとしてエンジンを中国側に売却することを拒否しており、潜水艦調達は暗礁に乗り上げている。

外相によれば、タイはすでにドイツ側に両国首脳の会談について連絡を取っており、現在ドイツ側から確認の返答を待っているところ。なお、中国は打開策として代わりに中国製エンジンを使うことを提案しているものの、タイ側は、契約では「ドイツ製エンジンを搭載」とされていることから、中国案の受け入れを拒んでいる。

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