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閣議決定 タイ農民救済のため借金返済期限を延長

タイ政府は9月26日の閣議で、農民救済策の一環として農家が官営の農業農協銀行(BAAC)から借りたローンの返済期限を3年延長する措置を決めた。これにかかる費用は約300億バーツに上るという。

チュラパン副財務相によれば、この措置では第一段階として今年10月1日から来年1月31日の期間内に申し込んだ農家を対象に返済期限が延長される予定で、費用は約120億バーツと見積もられている。第二段階と第三段階については、閣議で承認され次第、詳細が発表される予定だ。 今回の措置の適用対象は、元本債権が9月30日時点で30万バーツ未満、ローンが要注意債権(SML)と不良債権(NPL)とになっている農民で、BAACから総額3000億バーツあまりを借りている農民約270万人が該当するという。これは同行からローンを受けている農民全体の約64%に当たる。

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