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服役中のタクシン元首相への優遇措置 野党議員が調査要求

タクシン元首相は8月末に15年ぶりにタイに帰国して逮捕され禁錮8年の実刑が言い渡されたものの、すぐに恩赦で禁錮1年に減刑され、現在バンコク中心部の警察病院の特別室に入院しながら服役している。

これについては「政府は病気を口実に元首相に特別待遇を提供している」などの疑惑が持ち上がっているが、野党民主党のワチャラ議員はこのほど、元首相が孫と一緒にスイミングプールに入って楽しんでいる様子を撮影したとされる写真を提示して下院警察委員会に対し、事実関係を解明するよう要求した。

元首相は帰国後すぐに収監された施設で体調不良を訴えて、設備の整った警察病院に移されることになったが、同議員によれば、元首相の警察病院入院はどのような基準に基づいているのかが説明される必要があり、また、トーサク警察庁長官には警察病院の何階にプールがあるかを明らかにすべきとのことだ。

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