セーター首相が中国公式訪問中に潜水艦問題を協議
セーター首相は10月16日、今回の中国公式訪問で中国側と潜水艦問題の解決向けて協議を行う意向だと述べた。この問題は、タイが中国にドイツ製エンジンを搭載する潜水艦を発注したものの、ドイツが安全保障の観点からエンジンの提供を拒否しており、いまだに潜水艦がタイの届けられていないというもの。
セーター首相は9月に国連総会出席のために米ニューヨークを訪れた際、ドイツの大臣とこの件について話し合うと述べていたが、ドイツはいまだに態度を変えていない。なお、同首相は16日、「この件はデリケートで、うまく扱わなくてはならないので、希望的観測は述べたくない。だが、明確な解決策が必要であり、話し合いを通じて関係者全員が受け入れられる解決策を見いだしたい」とコメントした。