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タイ政府が中銀総裁の権限縮小画策か 首相は否定するも「今後何が起きるか分からない」

政策金利の調整を巡ってタイ政府と中央銀行の関係がぎくしゃくしていると報じられる中、セーター首相はこのほど、政府が中銀総裁の権限を縮小すべく法改正を画策しているとの見方を否定した。

先の内閣改造まで財務相を兼任していたセーター首相は「経済問題解決や経済成長促進に必要」として政策金利を引き下げるべきとの考えを繰り返し示してきたが、今のところ中銀はこれに応える動きを見せていない。このため、政府の立場を強めるためタイ中央銀行法を改正して中銀総裁の権限を小さくしようと企てているとする見方が出ている。

ただ、セーター首相は「そのようなことは思ったこともない」と全面否定。また、「(政策金利の件は)財務相の仕事。私が中銀総裁に辞任しろと言ったこともないし、辞任するよう圧力をかけたこともない。だが、今後何が起きるかはわからない。(これに関しては)財務相に尋ねた方がよい」と付け加えた。

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