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10年保管の古米の品質を「信頼できる研究機関」が検査 副首相らは実食パフォーマンス

インラック政権(2011年8月~14年5月)によるコメ買い上げ制度のもとで政府が取得し東北部スリン県の倉庫に保管されていた大量のコメについて、セーター首相はこのほど、人が食べても問題がないかどうかを「信頼できる研究機関」に検査してもらうことを明らかにした。

この古米については、プームタム副首相兼商務相が5月9日、スリン県で大勢の人の前で食べて見せ、安全であることをアピール。政府庁舎でも安全で食べられるものだということを示すため実食されている。

しかし、非常に長期間保存されていたコメだけに品質や食味を疑問視する声も出ており、研究機関に検査が委ねられることになった。専門家からはカビの発生を危惧する声も出ている。

セーター首相は、「仮にコメが安全でなく、食べるのに適さないとなれば、政府がこれを売ることはない。この件に関する政府の方針は非常にはっきりしている」と強調した。

なお、日本の場合、精米していない籾米なら低温(10~15度)できちんと保存すれば10年程度もつされているが、スリン県で見つかったコメがどのような状態で保管されていたかは今のところ公表されていない。

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