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大麻合法化は年内取り消しの方針 医療目的は許可継続 推進派のアヌティン副首相も容認

セーター首相が先ごろ、大麻合法化を取り消す方針を示したことから、大麻ビジネスなどに携わっている合法化支持グループが抗議運動を展開する動きを見せているが、ソムサク保健相はこのほど、「政府は今年末までに合法化を取り消して大麻を再び麻薬リストに記載する予定だ」と述べた。ただ、合法化取り消しでも医療目的の大麻使用は引き続き認められる見通しだ。

保健相は、「(首相から)年末までに大麻を麻薬リストに再記載することが指示されたが、(合法化取り消しは)早ければ早いほどよいと考えている」と話す。また、大麻が合法化された際、ソムサク氏は当時のプラユット政権で法相を務めていたことから、「当時合法化に反対しなかったのはなぜか」との質問を受けたが、同氏はこれに対し「合法化が決まった際は情報が十分になかったので反対することができなかった」と返答した。

一方、大麻合法化は当時の与党で、現在も与党のタイ威信党が強力に推進していたが、同党党首のアヌティン副首相兼内相は、「保健省の関係委員会が妥当と判断したなら、大麻合法化取り消しを受け入れる」と明言している。

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