タイ政府が来年度予算案を承認　電子マネー１万バーツ給付プログラム予算も盛り込む

タイ政府は５月28日の閣議で、来年度（今年10月１日～来年９月30日）の国家予算案（歳出３兆7500億バーツ）を承認した。同案では、政府が目玉政策として5000億バーツを投入して実施を予定している電子マネー１万バーツ給付プログラムなどのために1600億バーツを確保することも盛り込まれている。閣議では、今年度予算から財政計画に1220億バーツを拠出することも承認された。

なお、今年度予算（歳出３兆4800億バーツ）は、昨年５月の総選挙後の首相指名選挙で紆余曲折があり新政権誕生に時間がかかったことから、今年度半ばを過ぎた今年４月になり、ようやく議会で承認されている。