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上院議員選出が6月9日スタート まず郡・区レベルで互選 都・県レベルは16日

先ごろ5年の任期が満了となった上院議員250人に代わる新しい上院議員200人を選ぶ選挙が6月9日からスタート。まず郡・区レベルの互選が行われた。目立った違反やトラブルは報告されていない。

次の選考ステップである都・県レベルの互選は6月16日、最終選考の全国レベルの互選は同26日に実施され、7月2日に上院選当選者200人の氏名が発表される。

タクシン元首相の生まれ故郷である北部チェンマイ県では元首相の義弟であるソムチャイ元首相(元首相の妹の夫)が今回の一次選考を通過しており、比較的大きく報じられた。

タイでは1947年に上院が初めて設けられ、国王陛下による任命という形で100人の上院議員が誕生。その後、政変や憲法改正などに伴い上院議員は定数と選出方法が変更されてきた。2019年には、14年5月の軍事クーデターに伴い制定された現行の2017年憲法の下、軍部によって250人が上院議員に任命された。そして、この上院議員が任期満了となったことから、20職種からそれぞれ10人、合計200人の上院議員を互選で選ぶための選挙が現在実施されている。

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