閑職に異動していたトーサク警察大将が警察庁長官に復帰 副長官との確執調査が完了
ウィサヌ首相顧問によれば、トーサク警察大将が、警察首脳の確執問題に関する調査完了に伴い、警察庁長官に復帰した。
トーサク大将は昨年10月の年度替わりの人事で長官に起用されたが、それまで新長官の有力候補の1人だったスラチェート副長官との確執が原因とみられる問題が起きていたことから、セーター首相がトーサク大将の長官就任後に確執問題に関する調査を指示するとともに、トーサク氏とスラチェート氏の2人を首相府の閑職に異動する措置を執っていた。
ウィサヌ顧問によれば、調査では、確執と混乱が警察のあらゆる部署で確認されたものの、それが単独の原因か複数の原因によるものかは不明であり、また、確執には両氏と両氏を取り巻く者たちが関係していたとの結果が出たという。 なお、調査は首相が設置を命じた委員会によって行われたが、委員会には事実関係の解明が命じられたものの、誰が善で誰が悪かを明確にすることは求められていなかったとのことだ。