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「兵士が上官の指示で投票」との指摘に国家平和秩序評議会が反論

今回の総選挙では「軍部が兵士に親軍部政党の候補者に投票させようとしている」といった指摘が以前から出ているが、現軍政の後ろ盾である国家平和秩序評議会(NCPO)で法律問題を担当するブリン大佐が3月18日、この疑惑に反論した。同大佐は、ネット上で期日前投票をしている兵士の写真がネットに投稿され、この写真に「兵士たちは投票するよう命じられた。部内者から提供された情報による」との説明がつけられていたことについて、「完全に事実に反する」と批判するとともに、警察庁技術犯罪制圧課に対し適切に対処するよう要請したことを明らかにした。

同大佐によれば、兵士は規律を守る習慣から投票において整列していただけであり、軍部はどの政党、どの候補に投票するかに関しては兵士の自由意志を尊重しているとのことだ。

また、ネット上には見る人に誤解を与えるような説明がつけられた同様の写真がほかにも3枚存在するという。

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