タクシン派陣営の連立政権樹立表明に「時期尚早」との声

タクシン元首相支持派の中核政党であるタイ貢献党は3月27日、複数政党と手を組むことで下院(定数500)過半数の255議席を確保し、同党を核とする連立政権を樹立することが可能になったと発表。だが、これだけではタイ貢献党の首相候補であるスダラット女史を新首相に据えるのには不十分であり、タクシン派陣営による今回の表明は時期尚早と指摘が出ている。

今後、総選挙で得票率5%以上だった政党の首相候補の中から下院議員500人と上院議員250人の投票によって新首相が選ばれることになるが、
この投票では過半数票すなわち376票以上を得た候補が新首相となる。スダラット女史を新首相とするには、上院議員の半数以上の賛成が必要であるものの、事実上軍部によって選ばれた上院議員の多くが軍部と対立するタクシン派陣営の政党の候補に投票することは考えにくいという。

なお、中央選挙管理委員会は3月27日、候補者の当落について29日に95%を発表すると明らかにしたが、選挙結果すべて発表するのは5月9日の予定。

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