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タクシン元首相の特別待遇を野党が糾弾 法相は逃げ答弁「私は関係ない」

禁錮1年の刑を言い渡されたタクシン元首相が警察病院の特別室に入院しながら服役していることに批判が出ている。そのため、議会では12月21日、法務省矯正局の許可のもとにタクシン元首相の特別室入院が120日にも及んでいることから、野党・前進党のチョンティチャ議員が「なぜタクシン元首相だけがこのような特別扱いを受けているのか」とタウィー法相に質問。これに対し法相は、「矯正局長からまだ報告を受けていない。私は規則について許可を下す立場にない。承認するのが私の役割」と返答。タクシン元首相の入院には関与しておらず、責任もないとの見方を示した。

法相はまた、「(タクシン元首相について)医師に尋ねたら、病気であるとの返答だった。矯正局も元首相が痛み、高血圧、心筋症などのいくつかの症状が出ていることを確認している」と付け加えた。 なお、チョンティチャ議員によれば、治療が必要な受刑者が刑務所外で治療を受けたものの、完治する前に刑務所に戻されているケースもあることなどを考えると、タクシン元首相の扱いが特別なのは疑う余地がないという。

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