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総選挙の公式結果発表が遅延か 比例代表の計算方法で見解の相違

中央選挙管理委員会は総選挙の公式結果を5月9日までに発表するとしているが、ここに来て予定通りに発表できない可能性が浮上してきた。これは、比例代表の当選者決定における票数計算方法で混乱が生じ、中央選管が関連法の解釈について憲法裁判所の判断を仰ぐことに決めたためだ。

5月9日までに憲法裁の判断が示されない場合、同日までに公式結果を発表することができなくなる。比例代表で当選者を決める方法については、憲法91条と下院議員選挙法128条に規定されているが、後者が前者に抵触する恐れがあるとして混乱が起きている。

有識者やメディアからは、比例代表では約7万1000票の獲得票に対し1議席が与えられるとの指摘が出ているが、中央選管が採用した方法では、3万~4万票を得た政党にも議席を配分。そのため、獲得議席が減らされた獲得票の多い政党が反発している。

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