プレム枢密院議長が死去 プミポン前国王から絶大な信頼

タイの近代政治に大きな影響力のあった人物の1人、プレム・ティンスラノン枢密院議長が5月26日、バンコク都内の病院で心不全のため死去した。98歳だった。

タイ南部ソンクラ県に生まれたプレム氏は実質的国軍トップである陸軍司令官にまでのぼりつめた後、1980年から1988年まで首相を務めたほか、死去まで20年以上にわたり枢密院議長の職にあった。

プレム議長はプミポン前国王に最も信頼されたアドバイザーであり、王室と軍部の関係を確固なものにした功績が高く評価されている。政治的スタンスは保守であり、タクシン流政治スタイルには否定的であったためタクシン派から目の敵にされたこともある。

議長は高齢ながらも5月4日のワチラロンコン国王陛下の戴冠式に姿を見せていたが、26日午前5時ごろに自宅からプラモンクットクラオ病院に緊急搬送され、午前9時9分に心疾患のために死去した。

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