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民政復帰後のプラユット首相の仕事ぶり 世論調査で低評価

タイ国立開発行政大学院大学(NIDA)はこのほど、民政復帰後のプラユット首相を高く評価する意見が9%程度にとどまったとする世論調査結果を発表した。2014年5月にクーデターでインラック政権を倒した当時のプラユット陸軍司令官はその後設置された軍政の首相に就任し、また、今年3月に実施された民政復帰の総選挙の結果、首相を続投することになったが、約6カ月に及ぶ現政権の首相としての仕事ぶりについてNIDAが先月29日から12月3日にかけて世論調査を実施し、18歳以上の1278人が回答した。

それによると、33.7%が「現政権が経済問題を解決できていないなどプラユット首相による国の舵取りはうまくいっていない」、25.9%が「様々な分野で満足な結果を出せていない」と回答。一方、「非常によい」はわずか8.9%、「どちらかいえばよい」が30.1%だった。このほか、プラユット首相の信念に関する質問では、47.7%が「国と国民のために尽くすという強い決意を抱いている」、47.3%が「自分と仲間たちのために権力の座にしがみついている」と回答した。

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