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学生の王制改革要求に首相が懸念 「不敬罪抵触の可能性」

大学生らが集会を開いて政府を批判したり、さまざまな要求を政府に突きつけたりしている問題で、先の内閣改造で入閣したアネク高等教育科学研究革新相は8月14日、全国の大学の首脳陣を集めた会議の中で、学生が王制・王室に関する要求をするのを可能なあらゆる手段を使って阻止するよう呼びかけた。

先に国立タマサート大学で開かれた集会では学生らが王制・王室に関する改革を要求したが、プラユット首相は「このような要求は不敬に該当する可能性がある」との懸念を示している。

アネク大臣は、「政府は学生の集会をやめさせようとしているのではない。個人が政治的意見を表明するのも問題とは思っていない。だが、君主については(集会や意見表明において)不適切なことを言ってはならない」と強調した。

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