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バンコクで大学生らによる反政府集会が開催

9月19日、バンコク都プラナコン区の国立タマサート大学タープラチャン・キャンパスに学生など数千人が集まり、現政権を批判するとともに王制改革の実現などを要求した。大学当局は先に敷地内での反政府集会を許可しないと表明しており、同キャンパスのゲートは閉じられていた。だが、大学周辺に集まっていた学生らがゲートをこじ開けるなどしてキャンパス内に入り込むことになった。その後、集まった人々は警察が立ち入り禁止としたにもかかわらず近くのサナムルアン(王宮前広場)に移動した。

大学の周辺には警官隊が混乱の拡大を防止すべく動員されていたが、集会参加者との間で大きなトラブルは起きなかった。このほか、警察によれば、19日にバンコクに隣接するパトゥムタニ県のタマサート大学ランシット・キャンパス近くの民家から王制改革に関する冊子を5万部押収したという。反政府集会の参加者に配られる予定のものだったとみられている。

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