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保健当局がワクチン不足を国民に謝罪

新型コロナワクチンを必要としている人々に十分な量のワクチンが提供できていない問題で、国家ワンチン研究所(NVI)のナコン所長は7月21日、速やかにワクチンが調達できていないことを謝罪するとともに、NVIがワクチンを入手するため、ワクチンを共同購入し途上国などに分配する、世界保健機関(WHO)主導の国際的枠組みコバックス(COVAX)と交渉する用意のあることを明らかにした。

同所長は、ワクチンの購入には巨額の予算や国内で使用するための承認などが必要であることから、さまざまな政府機関がかかわっていて、これが迅速なワクチン入手の障害となっていると説明している。

さらに、NVIは最善を尽くしているものの、このような大規模な感染拡大やウイルスの変異株の出現などは予想外のことでうまく対応できていないことがワクチン入手の遅れの一因となっているという。

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