「老齢年金受給できるのは低所得者のみ」は虚偽情報
社会開発人権保護省のアヌクン副事務次官とスチトラ高齢者局長はこのほど記者会見を行って、「政府が間もなく低所得者に限って老齢年金を支給する予定」との情報が出ているが、単なる噂にすぎず、正確なものではないと説明した。
老齢年金を低所得者に限定するという案について老齢年金に関する省内の小委員会で話し合われたのは事実。しかしながら、限定を現実のものとするには、高齢者に関する本委員会と内閣の承認が必要であり、今のところ限定を実現するめどは立っていないという。
なお、現在、高齢者には経済状態に関わりなく年齢に応じて月額600-1000バーツの老齢年金が支給されている。