工業団地開発に抗議の住民逮捕　首相は計画の再検討を指示

12月６日夜に政府庁舎前でソンクラ県チャナ郡からやって来た住民グループが同地の工業団地開発計画に反対を表明したあと、警察に逮捕されたことについて、プラユット首相は７日、「さらに多くの者たちが抗議にやって来るとの情報もあって警察にはグループを立ち退かせるしか選択肢がなかった」と釈明した。

地元住民37人（男性６人、女性31人）が午後９時40分ごろに身柄拘束され、翌７日午後２時ごろに釈放された。

なお、首相によれば、警察に対し逮捕者釈放の便宜を図るよう指示するとともに、南部国境県管理センター（SBPAC）に対しチャナ工業団地開発計画の再検討を命じたとのことだ。